【介護士の話術】雑談が苦手な介護士向け練習法

雑談が苦手な介護士向け練習法
目次

はじめに

介護職の仕事と聞くと、お風呂やトイレの介助、レクに送迎…と色々思いつくのではないでしょうか。

しかし介護のキホンは利用者さんとのコミュニケーション。
入口として「おしゃべり」が大事なのは言うまでもありません。
…が。

僕は介護施設で働き始めて数ヶ月の間、利用者さんともスタッフとも雑談ができずに悩んでいました。

介護じぞう

10代の頃から苦手意識がありました。

今回は、同じような悩みを持っている方に少しでも雑談への恐怖心(?)を取り除いてもらうのが目標です。

・利用者さんやスタッフとの雑談が苦手
・自分から話しかけられないのが悩み
・おしゃべりを上手になりたい

あなたも「雑談上手」を目指してみませんか?

雑談上手がモテるわけ

「雑談」と聞いてどのようなイメージが湧くでしょうか。

天気の話、芸能人のゴシップ、挨拶プラスα、井戸端会議…

大体そんなところでOK。
ポイントは「中身がない」ことです。

その分、人柄が伝わったり同じ雰囲気を共有できたり…
雑談が上手にできると「人と仲良くなる」ことができます。

道端で雑談に興じるオバチャン(敬意を込めて)を観察してみると、
会話の中身は割とどうでも良いことが多く、お互い好き勝手言い合って良好な関係を築いているように見えます。

雑談が弾んでいる状態では、相手はリラックスしているでしょうし。
これは介護にも応用するしかないですね!

ITじぞう

雑談が弾む相手とは、仕事の話もスムーズにいったりするよね。

雑談上手は「公私、男女問わずモテる!」と言い切ってしまっても良いでしょう笑

介護じぞう

ちなみに、「毎日知らないオバチャンに話しかける」という特訓を
自分に課していた時期がありました笑

意外な落とし穴?雑談に「オチ」はいらない

雑談が苦手な方の中には、「うまく喋らなきゃ」「面白い話をしなきゃ」というプレッシャーで
苦手意識を持ってしまっている場合が結構あるんじゃないでしょうか。

介護じぞう

それこそお笑い芸人さんの『すべらない話』のごとく。

人を楽しませたい気持ちはとても大事なのですが、そのような意識だと「雑談上手」からは
遠のいてしまうかもしれません。

冒頭でも話した通り、雑談のポイントは「中身がない」こと。

短くても、オチがなくても大丈夫。

後から思い出して、「だからどうした!?」って思うくらいがちょうど良いのです。

会話とは、相手がいてこそ。
雑談相手がリラックスして聴けるような話題がベストです!

キーワードは「愛語」

「とはいえ何を話せば良いのかわからん」
「自分から話しかけるのが苦手」
「お前の話で余計苦手になりそう」

という方に、覚えてもらいたいのが「愛語」という言葉です。

介護じぞう

もともと仏教用語です。

四摂法という、人を救う実践テクニックのひとつとして、
相手が喜ぶような言葉をかけてあげましょう
という意味で用いられます。

最も手っ取り早いのは「褒める」「感謝する」ことでしょうか。

介護職でしたら、

『今日のお洋服、とっても似合ってますよ。』
『今日も来てくれてありがとう!』
『いつもお手伝いしてくれて、ホントに助かってます。』

などなど、素直にポジティブな言葉で表現すればOK!

介護じぞう

雑談が苦手な人ほど、
「思ったこと感じたことをそのまま出しちゃって良いのでは?」
と思います。

ITじぞう

考えすぎで軽い話題ができない人だったら、そこまで変なことも
言わないだろうしね。

もちろん、思ってもないことで褒めたら、相手にバレちゃうかもしれませんが笑

おわりに

まとめ
・雑談は、人と人とが仲良くなるためのコミュニケーションツール
・「中身がない」のが重要なので、短くてもオチがなくても大丈夫(むしろその方が良い)
・「愛語」の気持ちで、相手の喜ぶ言葉をかけてあげるのが雑談上手への近道

会議や発表など、「中身のある」会話と同じくらい(それ以上?)重要な雑談。

うまく使って、より良い人間関係を築いていきたいですね♪

ITじぞう

じぞうが何かを夢中で喋り出すとき、俺は半分聞いてない。

介護じぞう

・・・。
今回の内容をイラストにしてみましたので、どうぞ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次