はじめに
「発達障害」という言葉は、近年特に身近な存在になりました。
僕は介護職じゃないけど、身の回りでもよく聞くよね。
でも、実際のところ「発達障害ってなに?」ってなりがちよね。
よく聞く割に、よくわからない「発達障害」。
そして、似たような言葉の「知的障害」。
今回は、これらの言葉を【介護福祉士筆記試験】に出題される範囲から、超カンタンに解説します!
試験を受ける予定のない人も、ぜひ最後までお付き合いください♪
知的障害と発達障害の違い
まずは同じ「障害」と名のつく両者の違いから。
知的障害・・・知能全体に発達の遅れ(IQ70未満)
発達障害・・・特定の能力に発達の偏り(色々ある)
図にするとこんなイメージ。


なるほど発達障害には色んな種類があるのはわかった。
でもさ、ところどころかぶってない?
かぶってます!
そして、それが最大のポイントなんです!
どういうことかというと、
「知的障害と発達障害は、併発することがある」
「複数の発達障害を併発することがある」
のです。
複数の障害を同時に持っている可能性があるからこそ、それぞれの意味が分かりずらいのかもしれませんね。
発達障害の種類
というわけで、次は発達障害の種類についてみていきましょう。
発達障害は、「特定の能力に発達の偏り(色々ある)」だったね。
それぞれの特徴が覚えるポイントになります!
自閉スペクトラム症(ASD)
自閉症は、正しくは、「自閉スペクトラム障害」といい、
・対人関係やコミュニケーションに困難
・強いこだわり
が特徴です。
「スペクトラム」とは「連続体」を意味します。
・ある人は、「言葉がほとんどでない」
・別の人は、「会話はできるが空気を読むのが苦手」
・また別の人は、「感覚が過敏で強いこだわりがある」
→こんな感じで、症状にグラデーションがあるのを理解しやすくするため、「自閉スペクトラム障害」と呼ばれるようになりました。
学習障害(LD)
学習障害のポイントは、
特定の分野の学習に困難
です。
・文字をうまく読めない/読むのに時間がかる
・文章を書くのが苦手/文字を揃えて書けない
・簡単な計算ができない/時計を読めない
→こんな感じで、「読み・書き・計算」のうち、特定のジャンルがすごーく苦手!といった感じ。
知的障害は「知能全般」
学習障害は「特定ジャンル」
ってことだね。
注意欠陥多動性障害(ADHD)
「ADHD」の呼び名が一般的で、最近特によく聞かれますね。
注意や集中の持続に困難
が注意欠陥多動性障害の特徴です。
細かく分けると、
・不注意→忘れ物が多い/ケアレスミスが多い
・多動性→落ち着きがない/おしゃべりが止まらない
・衝動性→我慢ができない/衝動的に行動して後悔する
→みたいな感じ。
以上の内容を、知的障害を交えて図にまとめると・・・


こんな感じ。
何となくイメージ伝わりましたかねぇ・・・
違いがわかるかチェック!
最後に、今回の内容を踏まえてチェック問題をいくつか解いてみましょう!
①知的障害と学習障害の違いは?
⇩
⇩
⇩
知的障害・・・知能全体に発達の遅れ
学習障害・・・特定分野(読み/書き/計算)に困難
→両者は併存しない
②知的障害と自閉スペクトラム障害の違いは?
⇩
⇩
⇩
知的障害・・・知能全体に発達の遅れ
自閉スペクトラム障害・・・主に対人関係に困難/強いこだわり
→両者は併存することがある(多い)
③学習障害と注意欠陥多動性障害(ADHD)の違いは?
⇩
⇩
⇩
学習障害・・・特定分野(読み/書き/計算)に困難
ADHD ・・・注意や集中の持続に困難
→両者は併存することがある(少なくない)
おわりに
今回は、知的障害と発達障害の違いについて解説しました。
→図で関係性を理解
→それぞれの特徴
→違い(被りもある)
みたいな感じで理解すれば、試験に出ても安心かと思います!
これらの障害でお困りの人が、少しでも生きやすい世の中にしていかないとですね。
あくまで「試験対策」という手前、簡便な説明になってしまいましたが、誤解や偏見が減ることを願うばかりです・・・
動画でも解説しています

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